2011年6月7日火曜日

素敵!を探すパリ旅行

今までに、多分9回は少なくとも訪れているパリ。

でも、ほとんどは子連れだったり、母とだったり、

主人の仕事を兼ねていたり、、

とあんまり余裕のない旅行。

 今回は、お互い子育てもひと段落の姉と共に、

パリの素敵を探す、しかもあんまり計画も立てない

フレキシブルな旅。

姉は、お茶の世界をはじめ、子供にARTを教えるアトリエ、

子供未来館の企画など、常にARTのセンスを磨く日々。

私は、遅まきながらお花の世界にはまり、

やはり常に”素敵”を探す毎日。

この二人で、3日をフルに使い、パリの”きれい”に触れようと

セント パンクラスの駅を出発。


朝食は駅のル パン コティディアンで軽くすませます。

(この後、パリで後二回もお世話になるのですが。)

 約二時間あまりで、パリ北駅に到着。

ルーブル近くのホテルまで、タクシーで。

今回の心配は、このホテル。

ユーロスターのサイトで、ホテル込みで予約したのですが、

安いオファーの上、カスタマービューが結構最悪で。

一応のために、クリアスプレー(魔よけ??)とタオルも持参。

さて、12時過ぎに着いたのに、もう部屋にも入れ、




古いけれど、清潔感もあり、なんといっても角部屋で広い。

しかもファブリックが先日姉が買ったフレンチのものに、激似。

OK、OK。 SO FAR SO GOOD !

まあ、4☆は、ありえませんが。

 休憩をして、早速最初のお目当ての場所に。



ルーブル宮の中でも、一番高い建物にあるこの美術館、装飾芸術美術館。

”生活にまつわる装飾”をテーマに、中世から現代までの

家具、食器、グラフィックアート、ガラス工芸、セラミック等々

15万点ほどが展示されております。



特別展では、ラルフローレン様所有の、ヴィンテージカーの展示が。

1930年仕様のブガッテイーなどなど、好きな人にはたまらないかも。



こんなポップなポスターがお出迎え。



ANIMALをテーマにした展示がずらり。

娘さんのBEDにおいてあるGREENのぬいぐるみさんも、ここに。



象のおしりがコンセント。 CUTE!



 こんな軽い目の展示もありますが、気持ち悪い動物系デザインの展示も多く、

そこは写真はとらず。



ここのイチオシは、窓からのパリの眺め。

エッフェル塔が遠くに見えます。

お天気も抜群で絶景。







この日は、快晴で、しかも空気はかなり乾燥。

土むき出しが多いパリの公園は、眼にはっきり見える土ぼこり。

窓から見るのが、最高!

 今回の一番の目的がここ。



20世紀を代表する椅子の展示。

この吹き抜けの空間が、絶妙。






素敵すぎて、たまりません。



このコーナーを熱心に見ていた女性が、あまりにも素敵でちょっとぱちり!

笑顔の素敵な方でした。



こちらは、子供用の椅子。 遊び心が◎。

 迷路のような様々な展示を見て、お昼をとっくに過ぎたので、

美術館にあるレストランで、ランチ。

椅子はデザイナーのものが様々並び、とても素敵。

でも、味があまりにもまあまあで、値段は結構ハイだったので、

残りの日程は、食の面に関しては、期待薄となりました。

 お決まりのように、MUSEUM SHOPに向かいます。

質も高く、楽しいSHOP。

姉は素敵なネックレスをお買い上げ。

テキスタイル博物館が見当たらないので、尋ねると、

そこで働くフランス人の若い女性が、流暢な日本語で、

その場所まで連れて行ってくれて、

”今は閉館です、本当にごめんなさい。”

と丁寧にあやまられ、その彼女の素敵な応対に、ちょっと感動。

 美術館を後にし、街散策。






たまたま前を通りかかった、サントノーレの花屋さん。

後で調べると、バラのみを扱う Roses Costes Dani Roses 。

メタリックなタイルの内装が素敵。

残念ながら閉まっていたので、多分状態はベストではなかったかも。

でも、やはりパリにバラがあうのは、再確認。



その後、ヴァンドーム広場に向かいます。

この日、フランスは祝日。

閉まっている店も多い中、CHANELが開いていたので、

入ります。

普段見るシャネルのアクセサリーとは、全く格違い。

豪華なダイヤをちりばめたネックレスや真珠のアクセサリー。

値段すら見なかったけど、見ているだけで幸せになりました。

もちろん、撮影はできませんでしたので、写真はなし。

 二人で関西弁でしゃべりながら歩いていると、

姉が発した”オープランタン!”の発音がおもしろかったのか、

多分70台半ばと思われる上品な女性が、後ろを歩かれていて、

ふっと笑っていらっしゃいました。

彼女の素敵なこと。

紺の、仕立てのいい上品なスーツをきりりと着こなし、

シルバーの髪は手入れが行き届き、

アクセサリーもさりげなく、素敵。

靴のコーディネートもばっちり。

姉と二人で、”ああいう年の重ね方をしたいね” と

意見が一致。

いくつになっても、女を捨ててはいかん! と心に誓いました。

 APPLE SHOP 発見。





きれいなレリーフの横に、しっかりAPPLEのロゴ。

ちゃんと町並みになじんでいて、いい感じ。

 さて、その後久しぶりにデパートにでも、と思ったのが間違い。

ギャラリー ラファイエットに足を踏み入れて、

そのなんだかくたびれた内装と、あふれる中国人観光客に圧倒され、

すっかり、気分が悪くなり、

地下のビタミンバーに駆け込みました。

青りんご、オレンジ、それぞれ生を絞ったまんまのジュース、、、

生き帰った気持ちでした。

しばし休憩し、ちょこっとお店の中を散策。



高い天井とステンドグラスは、なかなか素敵。

 でも、やはり連日の寝不足と、強行スケジュールがたたり、

お店を後にします。

その後、マドレーヌ寺院あたりを通り、

ホテルにいったん撤収します。


 




こちらは、マドレーヌ寺院近くに常設の花屋さん。

暑さのせいか、ちょっとお花もくたびれていて、

しかも近寄ってみると、おびただしいはちが群がり、

少々がっかり。

 その後ホテルで遅い昼寝いや夜寝。

近くの日本食で、軽く夕食を食べ、夜の散歩に向かいます。

夜の10時、ようやく日没。

この時間のルーブルあたりの景色は、もうとびっきりのご馳走のようでした。

西に沈む茜色の夕日。

ひんやりとした空気。

ピラミッドの幻想的な風景。

夏の夜は、是非日没あたりの散歩がお勧め。

残念ながらカメラを置いて出たので、写真はなし。

でも、あの美しい風景は、しっかり脳裏に刻まれました。

 こうして、パリ一日目は、無事終了。

二日目は、シテ島からマレ地区あたりを、がんがん散策。

そのレポートは、明日に。

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